
アラフォーの一人目妊活漫画ブログを描いている、海原こうめです!
以前、こんな質問をされたことがありました。
いやいや、返答に困りましたよ。
質問を投げかけてきた相手は、不妊治療経験者ではありません。
そんな彼女にもわかりやすく、納得させられるような答えって・・・?
「え?そりゃあ、子供が欲しいからだよ」
でも、彼女が聞きたいのはきっとそういうことじゃない気がする。
詳しくは割愛しますが、話の流れからして
「子供が欲しいからには違いないだろうけど、なんで体外受精までやるの?」
ってことだと思いました。
くだけた言い方をすると、
「子供が欲しいからってそこまでやる?」
ってこと。
そういえば、どうして私は体外受精(顕微授精)まで進んだんだっけ・・・?
そこで今回は第13回「思えば遠くまで来たもんだ?私が体外受精まで進んだワケ」になります。
なぜ体外受精?「子供が欲しい」には違いないけれど
まず、妊活的ぼやき第8回の

「体外受精を考える時。人工授精から高度不妊治療にステップアップする気持ち」で触れましたが、
そもそも高度不妊治療なんて”やらなくてすむのならやりたくない”です。当たり前です。
でもタイミング法、人工授精とステップアップしてきても妊娠しないから、先生に体外受精を提案されたから。
もちろんそこで「体外受精まではやらない」という選択だってあったけれど、まだやれる治療があるのならやってみたかった。
あれ、なんかこう書いてると、うまいことステップアップ治療の流れに乗っかっちゃった感が無きにしも非ずですが・・・。
最後の”砦”。不妊治療への過度な期待もあった
それにタイミング法だろうが人工授精の段階だろうが、なかなか結果が妊娠に結びつかないと
「このままこの治療を続けていてもダメなんじゃ・・・?」
「もっとやれることがあるんじゃないのかな?」
と段々不安になってきます。
そんな不安や焦りが、次の段階の不妊治療へと進む後押しとなりました。
そして
結局、やってみないと何もわからないので・・・[/chat]
だから、冒頭の彼女の言う「なんで体外受精までやるの?」
という問いには
「そこまでやらないと子供ができないみたいだから」
「不妊治療していたら、気づいたらここまで進んでた」
「思えば遠くへ来たもんだって感じ」
舞台裏には色んな思いがあれど、こんな答えしか思いつきません。
そして不妊治療に日常的に触れていると、体外受精や顕微授精が「そこまでやる?」と言われるほど特別なものと感じなくなってくる、ってのもあります。
でもこの辺はまだまだ一般的な認識とズレがありそうですし、早く高度不妊治療への理解がもっと広がるといいのになーと思います。
海原こうめ
ライブドアブログ「妊活は忍活?!アラフォー不妊治療体験記―その後―」で自身の不妊治療体験や治療を終えた後の夫婦の日常アレコレを執筆中