
皆さんは、こんな気持ちが噴出することはありませんか?
『私はこんなに頑張ってるのに!』
『どうしてわかってくれないの!?』
『ちょっとは手伝ってよ!』
このようなことを会社の人間や旦那や恋人、子供に思ったことはありませんか?
『不満』というのは、自分の立場や頑張りが他人から認められない時に発生することが多いですよね。
もどかしさや悔しさ、時には泣きたいような気持ちになり、
と嘆き悲しみ、無気力になってしまう、
そんなことも時々ありますよね。
でもこれは実は、あなた自身が『まいた種』かもしれないんです。
そんな時のために、今回は知っておきたいことについて3つ、考えてみました。
Contents
1.他人が自分をわかってくれない原因は日本人のこんな『風潮』!
あなたは、何かを頑張ったり我慢したり遠慮する時、他人にそう『宣言』しますか?
『今から私が頑張りますので気遣って下さいね!』
『私は今○○しています!』
『こういう時は黙ってても手伝うのが普通ではないでしょうか?』
このようなことを言葉に出して言う人はなかなかいません。
こんなことを言えば『変人』、『非常識』などと思われて相手にされなくなります。
もともと日本には
『耐え忍ぶ』のが美徳であったり
『自分さえ我慢』すれば丸く収まるなど、
なんとなく『自己犠牲の精神は素晴らしい』という風潮がありますよね。
2.注意!『自己犠牲』は、最近よく聞く『アレ』の妨げに!
『自己犠牲』は、繰り返すことで慣れ始め、そのうち何とも思わなくなります。
その頃には、自分ばかりが頑張ったり我慢したり遠慮することが普通になってしまい、とても大切なものを失ってしまうのです。
それが『自己肯定感』です。
『自己肯定感』って何?
自己肯定感は『高い』『低い』で表現されますが、簡単に言うと
『自分にどのくらい自信を持っているか』
『自分をどれだけ大切に考えられるか』
『自分のありのままをどれだけ受け入れられるか』
というような、『自分への信頼度』を測る目安のようなものです。
子供の頃、人は誰かに大事にされたり褒められたりして『自己肯定感』を高めていきます。
そして幼少期にできた『自己肯定感』の土台は、成長するに従って『その人』を形成する『性格』に反映されます。
3.『不満』=『自己犠牲』+『自己肯定感の低下』の図式
あなたは大丈夫?セルフチェックしてみましょう!
ではあなたに質問です。
『私なんか・・・』
『私さえ我慢すれば』
『ここは空気を読んで私が引けば・・・』
『苦労するのは私だけでいい』
こんなふうに思ったことはありませんか?
飲み会や食事会でも、
『みんなが良いなら、どのお店でもいいので、合わせる』
『サラダなどは、自分の盛り付けは最後に残った少量でいい』
『ドリンクは私が注文係になればみんなに手間取らせない』
仕事では、
『私が残業すればいいだけの話』
『私が謝っておけば○○さんに迷惑がかからないから』
付き合いでは、
『彼に合わせれば彼が喜ぶから』
『私が負担すれば丸く収まるから』
育児では、
『子供が食べた物の残りを食べる』
『子供がいるから○○は我慢する』
世の中に不満ばかり溜まってきたら、まずはあなた自身を大事にしてみて下さい。
何でもいいのです。
自分の好きな事をやってみる、
自分優先で行動してみる、
自分の好きな場所へ行く、
時には『それは嫌』、『それは好きじゃない』と主張してみる、自分へ『ご褒美』をあげてみる。
とにかく、あなた自身が喜ぶこと、心落ち着くことをしてみて下さい。
不満というのは他人や世間を『許せない!』という気持ちですが、それを『赦(ゆる)す』ためには、まずはあなた自身を赦(ゆる)すことから初めてみて下さい。
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アラフォー世代。旧ダメ男製造機。崖っぷちながらも結婚・出産し現在に至る。