
人生において誰もが大なり小なり『幸せ』を感じていると思います。
しかし、ものすごくラッキーが続いたり、とんでもない大きな幸せが舞い込んだりすると人間はその自分の状況を疑い始めます。
この『幸せすぎて怖い』現象はいったいなぜ起きるのか?
その原因は『心の闇』にありました。
闇その1:学習能力
人間には学習能力が備わっています。
失敗したことや経験したことなどを脳が記憶していて、同じ経験をした際などに瞬時に思い出すことができます。
過去に、調子に乗って失敗した経験や、チャンスを生かし切れなかった経験などがあると、
今現在に再度起こったことにも同じ疑惑を持ってしまいます。
闇その2:自分への過小評価(自己肯定感の低さ)
幸せというのは、自分に見合った分しかやってきません。
つまり、幸せは怖がるものではなく、味わうもの。
いくら幸せでも、それは実際にあなたに訪れた幸せなので、ちゃんとあなたに見合ったものなのです。
人間は皆、死ぬまで『幸せになる権利』を持ち続けているのです。
闇その3:人間の妄想力
幸せすぎて怖い状態の時、人間はわざわざ不幸になった自分を妄想してしまうことがあります。
その妄想の中の自分を怖いと表現している場合もありますが、
これは、脳がありもしない不幸を想像することで、実際に同じような不幸が起きた時に備えて
精神的・身体的ショックを和らげるための予行演習をしているのです。
躊躇すると幸せは逃げる!
『こんなに幸せでいいの?』
という気持ちが浮かんだ瞬間、幸せは逃げていきます。
一番良いのは、幸せを恐れない事。
あまり幸せを恐れると、『邪心』が芽生えてしまい、上記のような『心の闇』に左右されてしまいまうのでお気をつけ下さい。
最後に:幸せだと思うかどうかは『人次第』
幸せというのは、本人が決めることです。
どんなに周囲が『あいつ幸せだなー』と思っても、本人も幸せだと思う場合と、本人は幸せだとは思わない場合がありますよね。
例えば、『宝くじで100万円当たった』
この事実も、人によって幸福度がだいぶ違ってきます。
『幸せすぎてどうしよう!』
『ラッキー♪100万円当たったから飲み行こうっと♪』
『こんなはした金、当たっても当たらなくても変わらないわ』
この違いは、幸せに対する耐性と経験値の違いだと思います。
(今回は宝くじを例えにしましたので、生涯で扱う金額の多い・少ないも関係してくると思いますが。)
幸せだと認めることができるのはすごく素敵なことなので、心を麻痺させない程度に、恐れずに。
日々幸せを素直に感じてみて下さい。
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アラフォー世代。旧ダメ男製造機。崖っぷちながらも結婚・出産し現在に至る。