
皆さんは『毒親』という言葉を知っていますか?
毒親とは、過干渉やネグレクト、体罰などによる児童虐待によって、子供の人生において毒となるような親のこと、だそうです。
毒親で苦労した方はとても多いと思います。
毒親だと感じなくても、理不尽な親の言動の一つや二つ、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
Contents
毒親育ちだから結婚も恋愛も育児もできない!?
『私は毒親育ちだから○○できない』
こんなふうに自分ができない色々な事を親のせいにしていませんか?
言い替えれば、
『私が○○できないのは、みんな毒親のせい!』
悪い事を『正当化』して『責任転嫁』するのに便利な『毒親』という存在
人間は、自分がされてきたことを他人にやっても良いと『錯覚』します。
これが『正当化』です。
そして、それを悩んだり、誰かに責められたりすると
『これは私が悪いんじゃない!毒親が悪いの!』と『責任転嫁』するのです。
いつまでも毒親に責任を持ってもらえばこんなにラクなことはありません。
でも良く考えてみて下さい。
毒親への依存心と決別しよう
『これは毒親の責任だから』というのは、完全に親離れできていない証拠です。
親からの愛情の不足や、成長できなかった自立心が招く結果です。
ここで、毒親への『執着』を捨ててみて下さい。
あなたの起こす行動は、誰のせいでも、誰の影響でもない。すべてあなたの意思で起こしていることなのです。
『反面教師』という言葉があります。
簡単に言えば、『反面教師=悪いお手本・見本』。毒親とはそういう存在です。
悪いお手本を知っているのはとても素晴らしい『強み』です。
毒親が、自分が人生を歩む上で、失敗しない為の道しるべになってくれるのです。
また、人の痛みがわかるという最強の『強み』でもあります。
毒親の見方を変えよう
毒親も遡ればじつは『被害者』ですよね。愛情表現の術を知らなかった。
自分の親からなにも学んでいないということは、そういった『愛情』も『自立する機会』も与えてもらえなかった被害者なのです。
あなたは愛情を与えてもらえなかったのではなく、『愛情を知らない親で育った』だけです。
『悪気があったわけではない』のです。これが重要です。
でも、このことに気づかなければ、子へ孫へと、いつまでも『愛情不足』が連鎖します。
過去がどうであれ、大切なのは『今』、あなたの『人生』
毒親からされた悪いこと、酷いこと、たくさんあったかもしれません。
でも、産んでくれたのは事実、育ててくれたのも事実です。
今は何も感謝できなくても、産んでくれたことには感謝しましょう。
その感謝する気持ちが、辛かったあなたを癒してくれます。
それだけでも毒親に対する気持ちは変わってきます。被害者意識から抜け出せます。
そうすれば、あなたは毒親の被害者ではなくなります。
あなたはあなた、自由な存在になるのです。
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アラフォー世代。旧ダメ男製造機。崖っぷちながらも結婚・出産し現在に至る。