
社会に出ると求められるようになる『応用力』。
仕事上で臨機応変に対処できる人材は重宝されるものですが、その能力が本当に本人のスキルとして定着していなければ『ただのトラブルメーカー』で終わってしまいますよね。
無能な上司・先輩はどこにでもいる!
皆さんもよくわかると思いますが、どの職場にも無能な上司・先輩というのは必ず存在します。
部下や後輩を手足のようにこき使い、手柄だけ横取りしていくような無能人間には毎度毎度腹が立ちますよね。
でも、困ったことに、これも彼らの立派なスキルなのです。仕事を進める才能は全く無いけど、人をこき使う・手柄を横取りする才能には長けているのです。
口先だけのずる賢い世渡り上手といったところでしょうか。
こういう人間ほど、自分のことを
『応用力のレベルが高い』とか
『臨機応変に動ける私カッコイイ』
とか、それはもう見当違いな自己評価をして浮かれています。
無能な人コミコミで成り立っている
動いているのは周囲の人間だし、予期せぬ予定変更や何やらで多大な迷惑を被るのも周囲の人間。
本人は臨機応変などと自画自賛していますが、周囲からしてみれば口先だけの『場を乱すトラブルメーカー』です。
こういう人間は大変腹の立つ存在ですが、なかなか会社側は気づきません。
気づいてもどう対処することもできないので、その無能な人間たちコミコミでその会社が成り立つことになっています。
働きアリの中の働かないアリ
どこかのアリの実験で、働きアリの群れの中には『働かないアリ』がごくわずかに存在していることが確認されたそうです。
その働かない無能なアリたちを排除すると、問題が解決するどころか、普通に働いていたアリの中からまた新たな『働かないアリ』が発生するそうです。
そういう一定量の無能な存在というのは、どの組織でも、会社でも、人間社会でも、必要なものなのかもしれません。
無能な上司・先輩にストレスを溜めるよりは、このように『自然の摂理』なんだと、割り切った考えを用いても良いかもしれません。
大切なのは、こんな無能な人間たちに身も心も潰されてしまわないこと。
とくに愛想が良かったり、物事を頼みやすい人というのは、ターゲットにされがちです。気を付けてください。
無能な上司・先輩に潰されないために
無理をしての『やってみます』、『頑張ってみます』という言葉は、自分の得になる上司・先輩に使えば良いのです。
無能人間たちの為にあなたが無理をして頑張ったところで、あなたの評価や生活環境は変わりません。
たとえあなたが鍛えられて仕事の全体的なスキルが上がったとしても、精神的にはあまりよろしくありません。ストレスを抱え込む原因になるだけです。
ときには『できません』、『無理です』という言葉も必要です。
ヤツらは、あなたがやったらやっただけ、頑張ったら頑張っただけそれを当たり前と思い、つけあがるのですから。
そういう無能な上司・先輩には
『コイツ使いにくいなぁ』
そう思わせたほうが得策かもしれません。
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アラフォー世代。旧ダメ男製造機。崖っぷちながらも結婚・出産し現在に至る。