
アラフォーの一人目妊活漫画ブログを描いている、海原こうめです!
今回も、質問フォームに頂いた質問に回答させていただきます\(^o^)/
Contents
【ご質問:頑張って、が辛い。次も失敗するのでは・・・と思ってしまいます】
こうめさん、こんにちは。いつもブログを見ています。
今日は、勇気を出して投稿します。
私は今不妊治療中で、2回目の採卵に向けて鼻スプレー中、今週からロング法の注射がはじまります。
不妊原因は、私の方が黄体機能不全と多嚢胞性卵巣。
主人の方は乏〜無精子症で、一時期はTESEが必要と言われ、大学病院に転院となりました。
転院後の検査で、わずか数匹だけれど生死が認められた為、彼の手術は延期となりました。
一方、私の方は、注射恐怖症で、見るだけ、考えるだけで苦しくなり、どうしようもなく恐怖が湧いてきます。
そんな私に、彼はたまに心無い言葉を投げてきます。
今度のロング法の注射をさす場所は、膣だ。
がんばって。がんばるしかないんだから。
俺も精子検査した時、女医さんにたまを触られて嫌だった。
今、思いだした内容での羅列です。
言い返したら、私の方の体の負担を理解してほしいと話し合おうとしても、どうせ俺は種無しだよ、そんなに辛いなら、もうやめる、と荒れてしまいます。
1度目の採卵は低刺激で行い、5分割までで終わってしまいました。
この次、体も心もお財布も、かなりの負担がある、私にとっては一世一代になる気持ちで挑むつもりですが、このままの気持ちで行くと、次も失敗するのでは、と思ってしまいます。
夫が荒れてしまう気持ちも、よくわかります。
こうめさんは、もし私のようなシチュエーションになった場合、どうされますか?
長文になってしまい申し訳ありません。
これからもこうめさんご夫婦のブログを楽しみにしています。
日に日に朝晩の寒さが増してまいりました。
どうぞご自愛ください。(まるさん)
【返信】
ロング法が始まるとのこと、今頃はもう採卵はすでに終わっている時期ですよね。
返信が遅くなってしまい大変申し訳ありません!
夫婦間でも不妊治療の苦しみや心情をわかり合うのは難しい
まるさんは注射恐怖症でも排卵誘発や採卵に挑み、旦那様は大学病院での検査に挑み結果を受け止めている。
そして男性側女性側で受ける検査や治療で苦痛は違いますし、そこをお互いに分かり合うのは難しいかもしれません。
ただ・・・まるさんの旦那様が、検査がとても嫌だったのは理解できても
採卵や注射を「頑張るしかない」なんて言われたらすごくプレッシャーに感じてしまうし
ちょっと弱音を吐いただけで「そんなに辛いならもうやめる」とふてくされられてしまうと、気の短い私なら「ハアァ!?」とブチ切れてしまうかもしれません。
そうならずに、旦那様の荒れる気持ちもわかる、と言えるまるさんはとても偉いと思います!
私だって(俺だって)辛い、はちょっと脇に置いて話す
私だったらどうするか、というご質問ですが
やっぱりまずは夫婦で話し合いたいです。
その際「私だってこんなに辛い」「俺だってこんなに辛い」という部分には焦点を当てず、あくまでも
・お互いどの程度「子供が欲しい」と考えているか
・そのためにどのくらいの検査や治療ならやれるのか
・治療にかけてもいい金額は
・治療にかける期間は
などを一気にではなくとも、少しずつでもいいから具体的に話し合えるといいなと思います。
乏〜無精子症とのこと、旦那様はかなりのショックを受けていると想像できますし
そばにいるまるさんがそれをわかっているからこそ、”夫が荒れてしまう気持ちもわかる”とおっしゃっているのだと思いました。
感情的にならず冷静に上記を話し合った上で
まるさんが「頑張るしかないといわれるのは重荷になってしまう」「失敗するんじゃないかと怖くなる」と伝えれば旦那様に気持ちが理解されやすくなるのでは、と考えました。
まるさんのプレッシャーが少しでも軽くなり、ご夫婦で後悔のない話し合いと治療ができるよう応援しています!
海原こうめ
ライブドアブログ「妊活は忍活?!アラフォー不妊治療体験記―その後―」で自身の不妊治療体験や治療を終えた後の夫婦の日常アレコレを執筆中