
女性の転換期というのは30歳というのが相場のようですが、その前に“25歳”という転換期があるような気がします。
25歳を過ぎると、今まで『かわいい』という武器装備だけで生き抜くことができた女子たちも、その『かわいい』という武器の効果が劇的に下がり始めます。
知り合いの男性や男友達からの連絡が減り始め、連絡先を聞かれる回数も減り始め、最初はそれに気づかなくても、男と接してどんどん実感していくはずです。
学校で、合コンで、職場で、あれだけチヤホヤされていたのがまるで嘘のように『人気の波』が引いていき
職場では毎年自分よりも年下の『かわいい』女子が入社してきて、どんどん『先輩』という『かわいいだけでは許されない・務まらない』位置に自動で上がっていきます。
よく考えてみると、今まで『かわいい』と言ってきた男たちは、『若くてかわいい子』が好きだっただけ?
そうなると、もっと若い子が現れればそちらをチヤホヤしたくなるのではないでしょうか?
若ければかわいい?真に受けると痛い目に合うかも!
こういう男は、『若ければカワイイ』という妙な思考を持っています。なので、若い頃に言われた『かわいい』という言葉は真に受けないほうが身の為なのです。
学生時代に『○○歳過ぎたらオバサンだよね』と笑いながらバカにしていたとしたら、まさにその『学生から見たらオバサン』の立場に立たされているのが25歳。
どんなに若く着飾っても、若く見えたとしても、年齢は真実です。年齢は決して若返ることはできないし、抗うこともできません。
よく、年齢に逆行した身なりや言動をしている女性がいます。
本人はそれで頑張っているつもりかもしれませんが、周囲からは
『若作り』、『幼稚』、『痛々しい』などと思われてしまう恐れがあります。
25歳を過ぎてモテ期を迎えるのはどんな人?
逆に、25歳を過ぎて急にモテ始める女子がいます。
これは世間でいう『癒し系』という部類の女子が多いです。
そういう女子は、昔からちょっと落ち着いた雰囲気で、どちらかというと仲間内から『ババくさい』なんて言われていたかもしれません。
そんな地味目な女子が急に輝きを放ち始めるのは何故なのか?
25歳になり、今まで『20代前半クラス』で評価されていたのが、『20代前半ではないクラス』になり、評価する側の男の顔ぶれが変わったからです。
『20代前半クラス』(若い女好き)の男たちが地味目な女子に見向きもしなかったのは、そこにキャピキャピ感が無かったから。
華やかな蝶のようなキラキラ・キャピキャピ感が好きな彼らには、落ち着いた蛍のようなしっとりとした、癒しのような魅力は刺さらなかっただけなのです。
年齢に抗うことは無駄。変わることを恐れないで
25歳になったことで、『20代前半は若すぎる、子供じみている、ついて行けない』などと思っている『20代前半ではないクラス』の男たちにとって
25歳になっても変わらないキラキャピ女子は『かわいい』とは思えず『うるさい、子供っぽい、ついて行けない』という評価になるので、自然と人気が引いていくというわけです。
年をとる、ということは悪い事ではありません。
ごくごく当たり前のことなのですが、それを受け入れずに過ごしていけば、何度も現実にぶつかり、悩まされることになります。これは無駄な抵抗です。
かわいさを捨てろということではなく、年を重ねるように、なにか他の魅力もどんどん増していく努力をする。変わることを恐れない。
どうか年をとることを恐れず、『年相応』という言葉を嫌がらないでください。
女の転機の年齢はこれから何回も訪れることでしょう。
そのたびに年齢で悩まないように、負けないように、ありのままの自分を受け入れ、それを糧にステップアップしていければ、より一層輝きを増した素敵な人生を送ることができると思いませんか?
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アラフォー世代。旧ダメ男製造機。崖っぷちながらも結婚・出産し現在に至る。