秋になって食べ物が美味しく感じられ、食欲が増す方、多いと思います。
寒くなってきて身体の露出度も減り、体重増加に対しての『油断』が出始める時期でもあります。
最近テレビでぽっちゃり系の女の子を集めたアイドルグループなるものを目にしました。
しかし、そこにはお世辞にも『ぽっちゃり系』とは呼べないような『どすこい系』の女の子がチラホラ・・・。
SNSでも『自称ぽっちゃり』は多くみられます。
自称ぽっちゃりさんの言いたい放題!
『ややぽちゃ』とか『ぽちゃ』など、ちょっと可愛らしく言ったりしていますが、残念ながら『やや』も『ぽちゃ』も似合わないような巨デブさんだったりすることも多いです。
では、『ぽっちゃり』って、どこからどこまでをいうんでしょうか?
厚生労働省とかWHOが『ぽっちゃり』の規格範囲を決めてくれればいいのですが、そんなわけにもいかず。
BMI値で判断もできそうですが、それぞれの感覚、好みや需要がありますので、一概に『ぽっちゃりはここまで!』とも言い切れません。
現在の『ぽっちゃり』というのは本人の『自称』に一任されています。
そう、誰でも!言いたい放題!やりたい放題!の現状なのです。
ガリ→痩せ→中肉中背→ぽっちゃり→デブ
この図式では、ガリ・痩せタイプがピンキリなのと同じで、ぽっちゃり・デブタイプもピンキリなのですが、自分を『ぽっちゃり』と表現する人は
『デブ=世界記録的なデブ』
だと考えている方が多いと思います。つまり、
『トップオブデブに勝てない私はデブではない。あんなに太っていないから私はデブではない!ぽっちゃりなんだ!』
という考え方。
周りからすればものすごく偏った考え方だと思うのですが、本人は何の迷いもなくそう考えています。
そのくせして痩せている知り合いや友人に対して、好き勝手に太っただの食べ過ぎだのの指摘をしたり、美容の説法をしたりします。
やはり人間。自分に甘々でも、他人には厳しかったりするのです。
”ぽっちゃり”でごまかすよりもデブを認める
ちなみに、『ぽっちゃり』にしがみつくよりも、『デブ』を認めてしまったほうがダイエットが捗る場合もあります。
試しに、自分のことを『デブ』だと言っている方たちに注目してみて下さい。意外と『そうでもない』方、痩せてるくせに『デブ』と言っている方など、様々です。
そうそう、痩せてる人の『私デブだから』発言はあっても『私ぽっちゃりだから』発言は聞いたことがありませんね。
自分を『ぽっちゃり』と表現するのは、ほとんどがぽっちゃりではなく、『デブ』という言葉に抵抗のある、『ぽっちゃり』に執着した人たち、もしくは『ぽっちゃり』の領域を間違えて認識している人たちなんだと思います。
日本人は中間が好きです。
デブと痩せの中間は『中肉中背』、そして、中肉中背とデブの中間を『ぽっちゃり』という言葉でまとめてしまっているのが問題なのだと思います。
『デブ』の領域には入りたくない!というプライドで『ぽっちゃり』と称している人、そのプライドがあれば痩せる努力も他愛無いと思うのですが、どうなのでしょうか。
『言うだけタダ』という感覚での『ぽっちゃり』なら使わない方が良いと感じてしまいます。

アラフォー世代。旧ダメ男製造機。過去のダメ男達との出会いや付き合いで培った『教訓』を生かし、30歳という節目に今までには出会えなかった『ダメ男ではない、一般男性』と運命的な出会いを果たし、崖っぷちながらも結婚・出産し現在に至る。お悩み相談募集中です→悩ましい!悩めるラム子さん!悩みは悩むから悩み。悩まなければ悩みにならない。