
アラフォーの一人目妊活漫画ブログを描いている、海原こうめです!
さて今回はようやく精液検査に挑んだその後の話で、
第8回「体外受精を考える時。人工授精から高度不妊治療にステップアップする気持ち」になります。
不妊治療専門医院へ転院!はじめは順調?だったのに・・・
人工授精へステップアップした頃に転勤が決まり、
そのタイミングで不妊治療専門医へ転院しました。
そこでは人工授精をする際に精液の成績を教えてくれるのですが、転院したばかりの頃はとくに問題はなかったのに、
だんだんと先生に
「ちょっと厳しい」「人工授精できるかギリギリ」
などと言われるようになりました。
そうなんです・・・。
転勤してから夫の仕事は激務になり、夜中帰宅や泊りがけも珍しくないという状況になりました。
とビックリ。
本当に文字通り体は正直なんですね。
先生からの提案。ついに出た”体外受精”
私なりに夫の食事に気を使ったりもしましたが、いかんせん睡眠時間が圧倒的に足りないんです。
常に睡眠不足で免疫力も低下しているのか、夫は「気が付くと風邪」というような状況が続いていました。
こうしている間にもどんどん回数だけ重ねていく人工授精。
かすりもせず妊娠する気配はなく、
とうとう先生に「そろそろ体外受精を考える時期です」と言われてしまいました・・・!
そこで高度治療に進む場合に備えて何か気を付けた方がいいことや摂取した方がいいものなどがないか聞いたところ、
「特にありません」とのこと。
そして
「私たちは、出てきたもの(精子&卵子)でやる(施術)しかないんです」と!
それはつまり、出たとこ勝負ということ・・・なのですねッ・・・!?
今でこそ妊娠に向けての体作りをサポートするクリニックも増えてきているようですが、この頃はまだそこまで手が回らなかったのかもしれませんね。
正直なところ、体外受精をやりたくない。でも・・・
体外受精が視野に入ったところで、かなり悩みました。
正直「やらなくてすむならやりたくない」んです!
そんなんきっと誰もがそうですよね。
ただ一つのポジティブ情報は、「妊娠確率が上がる」ぽっきり。
・・・・・・。
タイミングや人工授精に比べたら1回1回の確率はかなり上がるみたい。
だったら早くステップアップしてしまった方がいいかも・・・??
でも、上手くいかない場合だって多々あるはず。
これでもし授からないまま断念することになったら、果たして私はどういう気持ちになるんだろう?
そこまでやったのに、すぐに諦めきれるものなのだろうか?
と、どん底まで悩むこともあれば
「まあ・・・歳くっちゃった分、しょうがない!お金かければなんとかなるさ!!」なんて楽天家の権化になることもありました。
そうやって少しずつ、上げてはちょっと下げ、上げてはちょっと下げを繰り返して、気持ちを体外受精に向かわせたんだと思います。
怖いけど、いろいろ思うところはあれど、やっぱり目の前に挑戦できる治療があるならばやってみたかった。
その辺の詳しい気持ちについてはまた今度に。
海原こうめ
ライブドアブログ「妊活は忍活?!アラフォー不妊治療体験記―その後―」で自身の不妊治療体験や治療を終えた後の夫婦の日常アレコレを執筆中